EVO2018開幕が近づいてきて、とあるリーク情報が流れています。
ギルティギアで新キャラの発表がある。
なるほど、確かにそろそろ何か新要素が欲しいところです。あるかもしれません。
そしてもしどのキャラが来るか、そう聞かれたらわたしはこう答えます。
「闇慈でしょ」
まぁ話を聞いてください、これだけ聞くとすぐ大衆は
「狂信者はすぐそれ」「ロボカイが先でしょ」「闇慈は爆発したからもういない」
「闇慈はザッパに霊として憑依してるからもう実装してる」
と猛烈に批判をしてきます。
おっしゃる気持ちは分かるのですが、少々短絡的ではないでしょうか。
昔対戦で闇慈に対して悔しい思いをされた方が多く見受けられ、どうしても感情的になっているように感じます。
ここはそのような感情を抑えて、あくまで論理的に根拠を示していきたいと思います。
第1の理由【闇慈はストーリーに出しやすい】
まず簡単に闇慈の設定をおさらいしてみましょう。
- 希少種となり本来は保護を受けているはずの日本人の末裔であるが、彼はそれを嫌い身元を偽り旅を続けている。
コロニーの保護観察下から抜け出したため、現在は指名手配中である。 - 「あの男」を捜しているが、ソルや梅喧のように復讐ではなく、単純に知的探究心を満たす為である。
旅の途中、ソルをはじめとしたギアの生命力、破壊力の凄まじさを目の当たりにし興味心が増大している。 - 言葉遣いはため口であり、丁寧な言葉遣いは「むず痒い」と言う理由で苦手としている。
根は熱血漢で、石渡太輔は「伊達男のような振舞いをしているが内面は打算的な人物である」と語っている。 - 梅喧の事を「姐さん」と呼んでいる。ストーリーによっては彼女に好意を寄せている描写もある。
- 神器のひとつ「絶扇」を所有し、日本に古来から伝わる舞を特技とする。
絶扇は大きさを自在に変える事が出来、専ら戦いに用いる。絶扇の入手経路は本人曰く「落ちてたのを拾った」らしい
(コミカライズ版である『ギルティギアXTRA』では「持ち出した」事になっている)。 - 外見は日本人らしい黒髪に黒い瞳。小さめの鼻眼鏡をつけている。頭には白い布を巻き、
上半身は裸[1]だが腕の部分は布が着物の袖のようになっており、左右の袖は繋がっている。
下半身は袴である。履き物は下駄の歯が付いたブーツのようなものを着用。
※出典:wikipedia
これを見て頂けると分かるのですが、闇慈はジャパニーズ。ギルティの世界観では
日本人は特殊保護されるほど希少な存在なのです。最近プレイアブル化した梅喧などもそうですね。
ジャパニーズはまだまだ謎の多い存在、つまり後から設定をつけ足しやすいんです。
ストーリーに絡ませやすいんですよね。
そして神器を持っている!
神器の入手経路なども不透明になっているので、これもストーリーで上手く盛ったりできます。
シナリオ作家からみたら扱いやすいキャラですよね。
今のギルティのストーリーはまさに大一番、そこに割って入るには「出る根拠」がないといけません。
なのでブリジットやアバを出すのは相当無理があると思うのですが、闇慈なら
「実は~に神器必要だった」「実は~はジャパニーズの男しかできなかった」
みたいな展開があれば、スッとスマートに出てこられるわけです。
第2の理由【石渡氏の発言】
これまでの石渡氏の発言を見ていると一見「ロボカイ有力」に見えますね。
以下の記事抜粋をご参照いただければそれも十分に理解できるところ。
出典:https://www.redbull.com/jp-ja/evo-2017-daisuke-guilty-gear-interview
出典:https://www.gamespark.jp/article/2017/07/28/74880.html
これを見ると「なんだやっぱロボカイじゃん」と思うところなのですが
よくよく文章を見ると石渡氏がそのシリーズ、つまりそのキャラが現在「Rev2」に出てきて
面白いか否かを重要視していることがわかります。
あくまで個人の意思より世界観に合うかどうかで考えていると。
なので石渡氏が個人的にロボカイを希望していること、そして
闇慈が失敗作だと考えていることなどは、全くプレイアブル化には関係がないことが証明されました。
それであればジャパニーズに特に焦点があたった今回のストーリーにおいて
闇慈という選択は申し分ない。「あの男」がらみの話もしやすい(気になる方は過去作をプレイ!)
さらにArcsystemworksはサプライズを好む傾向にあります。
なので、一見有力なロボカイはミスリード!
実際は闇慈!ということも十分にあり得る、いやあるだろ!
ということなんですよ。
闇慈が「Rev2」に出てきて面白いかって?
面白いだろ、だから出るんだよ。
第3の理由【伏線がある】
これが一番大きいとこ
梅喧のEDシーンで闇慈が出てくることは、もはや国民の99%が知るところですね。
そこで闇慈が思わせぶりなことをつぶやきます。
その内容があからさまな伏線なんですよ。
間違いなくストーリーに関わってくることが想起されます。
ところで皆さん、ギルティのストーリーをご覧になったことがあるでしょうか。
作りこまれた世界観と躍動的なキャラクターは勿論ですが
非常に練られた展開にうならされた方も多いと思います。
そのギルティのストーリーで「伏線を無視」する。
あり得るでしょうか?いや、あり得ない。
最後に
以上、闇慈がプレイアブル化される理由でした。
最初「何を言ってるんだ」と思った方もご納得頂けたかと思います。
EVO2018最終日に大体新しいことは発表されます。
日本時間の8/6(月)00:00からギルティの決勝が予想されるので、発表はその後になるでしょう。
その日こそが闇慈の新しい誕生日になる、刮目せよ。
EVO2018最終日に闇慈発表https://t.co/xdpY8u5KfJ #EVO2018最終日は闇慈の新しい誕生日 #ロボカイはミスリード #みんながまってるギルティキャラ
— 次郎 (@jrojro5963) 2018年8月2日
著者
ジロー | Twitter @jrojro5963
紹介
「どの格闘ゲームでもグッドプレイヤー止まりなのを卒業したい」
ある時はドワンゴの社員、ある時はタイトーステーションの店員
元スパ4ジュリBP世界3位、箱P4U陽介で全一、BBアマネで
アケ家庭用ともに全一達成済み!xrdシンで闘神、と書くと強そう。
でも大会結果とかは微妙。闇慈好き
※ファミドラ杯というファミ通主催のxrd大会で優勝した。その時応募者プレゼントのキーワードを
優勝者権利で何にしてもいいと言われたので「ミトアンジ」をキーワードにしたという逸話がある。
MTCでのお仕事
「ツイッター更新、サイト更新、サイトデザイン、記事作成、
エントリーシステム周りの改修、動画編集、配信、大会運営」